Shapeファイルへ変換

 外部データからShapeファイルへ変換します。

 ○DBFファイルによりShapeポイントファイルへ変換(DBF):DBFファイル中に位置座標フィルドX及びフィルドYよりShapeポイントファイルを作成します。作成例としては国土数値情報の位置参照情報データのCSVファイルをMS AccessなどのソフトでDBFファイルへ変換します。そして本ツールを使用し、緯度経度座標によりポイントデーターへ変換します。

 ○CSVファイルによりShapeファイルへ変換(CSV):CSV位置座標XYよりShapeファイルへ変換します。ポイント/ポリラン/ポリゴンファイルを作成することが可能です。位置座標XYはカンマ区きり、スペース区きりなどが必要です。CSVファイルによりポイントShapeファイルの作成は国土数値情報の位置参照情報データ利用を参照ください。CSVファイルによりポリランShapeファイルの作成は水深コンター図の作成を参照ください。

 ○NMEAファイルによりShapeファイルへ変換(NMEA):NMEA形式のGPSログデータをShapeポイント/ポリランファイルへ変換します。Shapeポイントファイルへ変換する場合、経度、緯度、高度、現地時間をDBFファイルに書き込みます。ポリランファイルへ変換した場合、属性データはありません。

 次のログデータはOlympusカメラの記録です。

@Olympus/+0900/+0900

$GPGGA,120204.000,6023.3855,N,00519.6688,E,1,5,,18.0,M,,M,,*64

$GPRMC,120204.000,A,6023.3855,N,00519.6688,E,,,160918,,A*41

$GPGGA,120234.000,6023.3865,N,00519.6637,E,1,6,,17.0,M,,M,,*6C

$GPRMC,120234.000,A,6023.3865,N,00519.6637,E,,,160918,,A*45

$GPGGA,120304.000,6023.3876,N,00519.6536,E,1,7,,17.0,M,,M,,*6F

$GPRMC,120304.000,A,6023.3876,N,00519.6536,E,,,160918,,A*47

$GPGGA,120334.000,6023.3869,N,00519.6592,E,1,8,,17.0,M,,M,,*63

$GPRMC,120334.000,A,6023.3869,N,00519.6592,E,,,160918,,A*44

....


 変換設定

 投影変換

 Open Street Map上に表示

 ○GPXファイルによりShapeファイルへ変換(GPX):GPSのGPXデータをShapeポイント/ポリランファイルへ変換します。ポイントを選択した場合、Shapeポイントファイルへ変換し、経度、緯度、高度、UTC時間、現地時間の各ポイントデータはDBFファイルに書き込みます。ポリランファイルへ変換した場合、属性データはありません。また、GPXファイルには変換せず、直接にレイヤーで表示できます。

 例のデータファイルはOregon 450GPSの記録です。

 変換設定

 投影変換

 地理院地図上に表示

 ○メッシュコードによりShapeファイルへ変換(Mesh):標準1/2/3次メッシュコードによりポリラン/ポリゴンファイルを作成することが可能です。

 標準1次メッシュコード例:5339

 標準2次メッシュコード例:533935

 標準3次メッシュコード例:53393555

 ○緯度経度範囲によりShapeファイルへ変換(DMesh):緯度経度範囲と間隔によりポリラン/ポリゴンメッシュファイルを作成することが可能です。

 ○JPG画像によりShapeファイルへ変換(JPG):GPS付きカメラなどで撮影された画像には位置情報がある場合、それらの位置情報をポリラン/ポリゴンファイルへ変換します。Shapeポイントファイルへ変換する場合、カメラ撮影、経度、緯度、高度、現地時間などの情報をDBFファイルに書き込みます。ポリランファイルへ変換した場合、属性データには書き込めません。