Shapeファイルのオーバーレイ計算
ファイルの空間関係によりオーバーレイ計算を行います。マルチポリゴンについて空間計算をサポートないため、空間検索前にShapeファイルの簡易化、マルチポリゴンからシンプルポリゴンへ変換作業がすすめます。マルチポリゴンからシンプルポリゴンへ変換は「整形」で行います。
処理前のAとBのポリゴン
結合Merge:AとBは一つのCファイルに結合します。AとBのポリゴンをCにコピーします。属性について、共通の項目がある場合、AとBのレコードをCに作成し、共通の項目がない場合、AとBの項目を新たにCに作成します。
結合処理の結果
融合Union:Aの交差している二つのポリゴンを一つに融合し、Cのファイルを作成します。AとBファイルでは共通のフィルド名が融合の条件です。属性項目は融合の1番レコードしか保存されません。
融合処理の結果
交差Intersect:AとBが交差しているポリゴンを交差計算します。属性について、共通の項目がある場合、AのレコードをCに作成し、共通の項目がない場合、AとBの項目を新たにCに作成します。
交差処理の結果
切り取りErase:AとBが交差しているポリゴンの場合、AをBで切り取ります。属性について、共通の項目がある場合、AのレコードをCに作成し、共通の項目がない場合、Aの項目を新たにCに作成します。
切り取り処理の結果
非交差SymDifference:AとBが交差しているポリゴンの場合、AとBの共通の部分を切り取ります。属性について、共通の項目がある場合、AとBのレコードをCに作成し、共通の項目がない場合、AとBの項目を新たにCに作成します。
非交差処理の結果