Shapeファイル属性検索

 DBFファイルの属性データをSQL式で検索し、結果をファイルに保存します。

 「ツール」-「Shapeファイルの属性検索」をクリック、フォームの「元Shapeファイル」の右ボタンをクリックし、計算/抽出フィルド選択後、SQL式を編集し、保存結果ファイルを定義します。「実行」ボタンで処理を行います。

 SQL計算式はSQL定義関数を使用し、処理結果をファイルに保存します。属性検索は空間データ関連と、非関連があります。空間データと非関連の計算(COUNT、MAX、MIN、GROUPなどの関数)結果は、DBFファイルのみが出力されます。また、非関連の計算処理は、空間データの識別フィルド「gsID」が不要です。逆にLike、Betweenなどの関数を使用すると、空間データと関連し、条件合う属性データと空間データは抽出され、SHP、SHX、DBFを保存します。結果DBFには識別フィルド「gsID」が自動的に追加されます。

 GIS空間データ抽出する場合、属性データと空間データと連動するため、検索元のDBFファイルには識別フィルド「gsID」の追加が必要です。ただし、DBF全フィルド新規作成場合、識別フィルド追加が不要です。

 一部フィルド項目出力、gsID必要:

 SELECT KEN, P_NUM, H_NUM, gsID FROM japan_ver81 WHERE P_NUM BETWEEN 100 AND 200

 全フィルド項目追加、gsID不要:

 SELECT * FROM japan_ver81 WHERE P_NUM BETWEEN 100 AND 200